三島由紀夫の逸話ですが彼は出生時に母親の産道を通った記憶があるそうです

記憶力について

三島由紀夫の逸話ですが彼は出生時に母親の産道を通った記憶があるそうです

真偽の程は定かでは有りませんが彼は取材旅行の時にもカメラは不要だったそうです
いわゆる「カメラアイ」と言って瞬時に周りの風景や本の内容を記憶できたようです
画家の山下清も旅先で記憶した情景を帰ってから作品にした事は有名ですよね
三島由紀夫や山下清の記憶力の真似事は一般人にはムリゲーですが・・・

学校教育の記憶力に対する教育方法にも問題があるようで
頭ごなしに「覚えろ」の一点張りで単語帳を捲りながら
英単語を暗記した受験生時代を思い出します

記憶力を高めるには目の前の出来事や情景、話し相手の話の内容を理解し
映像に置き換える訓練をすれば良いようです

例えばバナナと言えば黄色くて三日月みたいに少し湾曲していて皮をむくと
その身は少し白っぽくて・・・

友人が「昨日家族でキャンプに行ってねバーベキューをしてビールを飲んで」・・・って話では爽やかな高原でキャンピングカーが止まっていて友人家族がバーべキューしながら
ビールを飲んで楽しく歓談している所をイメージするのです

一つの事柄から一つのイメージを作るのが鉄則だそうです

「にわとり三歩」という言葉が有ります
ニワトリは散歩歩くと忘れると言う喩話で総じて鳥は記憶力が悪いと言う通説が有ります

しかし実はびっくりするほど記憶が良いそうです
同じ鳥類で「モズの早贄」と言う喩が有ります
モズはとらえた獲物を木の枝に刺しておくという習性が有ります

刺しておいた獲物を後で食べに来るのですが、それを忘れてしまうのです
しかしモズは忘れている訳では無く記憶力が良すぎて獲物を刺しておいた木の枝の事をまるで
カメラに写した如く記憶するので風が吹いて枯れ葉が散ったりすると
獲物を刺した木の枝では無いと判断するのだそうです

つまり記憶が良すぎて「ニワトリ三歩」や「モズの早贄」が起きてしまうのです
記憶力の良し悪しではなく記憶の質も必要だと言う事でしょうか

マサチューセッツ工科大学の研究で、あくまでも一般的にですが
情報処理能力、記憶力は十代後半にピークを迎え
集中力は43歳前後

感情認知能力 48歳
基本的な計算能力は50歳
新しい情報を学び理解する力は50歳

語彙力(言葉、単語をどれだけ知っているか どれだけ使いこなせるか)
は67歳前後にピークを迎えるそうです

飲み屋での割り勘の計算は50歳にさせると間違いないようです
(その時の酒量にもよりますが)

40才を過ぎると「どうもこの頃物忘れが多い」と感じることが有りますが
人間の記憶をつかさどる脳の海馬の顆粒細胞は生涯にわたり
新しい細胞が生まれる事がわかっています

但し
・過度の飲酒
・孤独
・ストレス
・柔らかい物ばかり食べる
等の生活習慣で新しい細胞が生まれる事を阻害する事もわかっているのです
過度の激しいスポーツも活性酸素を発生させてしまい脳にダメージを与えてしまうので
良くいないそうです

顆粒細胞の増殖率を上げるには軽い筋トレや水泳、30分程のウオーキング等
適度の有酸素運動が良いそうです

私は大阪で生まれ育ちました
小学校1年生の時に祖母に連れられて天王寺公園に行った事が有りますが
公園内に来ていた猿回しに夢中になり迷子になってしまったのです

泣きべそをかきながら祖母を探せば周りの大人も迷子だと気付いたのでしょうが
多分泣かずにあちこち祖母を探したが見つからず
仕方なく一人で歩いて家に帰ったのです

自宅のあった東成区から天王寺公園まではバスで行ったのですが
バスに乗りながらずっと車窓の風景を記憶していた様です

どのような道順で歩いて帰ってきたのかは記憶に無いのですが
唯一記憶にあるのが「今里」と言う交差点の風景です

今里の交差点は当時の私にとっては大きい交差点で多分五差路であったと思います
その交差点に当時の三和銀行がありその銀行の看板を覚えていて
この看板を正面に見て右へ行けば家に帰れる!

その時、微かに私の口元が綻んだのを覚えています
無事、歩いて家に到着すると当の本人がびっくりする程
我が家が大騒ぎになっていたのを覚えています

今、マップで計測してみると全行程6.3km 徒歩で1時間23分掛かります
それから暫くの間、近所の方から「あんたは賢い子や、よう一人で歩いて帰ってきたな」
と褒められたたものです

そんな賢かった子供も今は、昨晩何を食ったかも思いだせません

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